ランニング 膝痛

ランナー膝って、聞いたことがありますか?マラソンランナーなどが膝の痛みを訴えることをランナー膝と呼んでいます。ランニング中に膝の痛みが出てくるというのが特徴的です。ランニングをすることにより、膝関節に衝撃が加わったりすることによって起こる膝関節周辺の障害を言います。腸脛靭帯炎はランナー膝の代表的な障害です。膝の外側に痛みを感じます。腸脛靭帯と膝の外側に出っ張った骨が擦れることにより、痛みを発生させます。長距離走者によく見られるでしょう。原因としては、過度のランニングやウォームアップ不足、休養不足、足に合っていないシューズなどがあげられます。O脚もランナー膝を起こす要因になるようです。では、ランナー膝になってしまったら、どうしたらいいのでしょうか?まずは、とにかく休養です。ランニングをやめて足を休ませましょう。無理してさらに走り込むと、ますます痛みを感じてしまいます。悪化してしまうこともありますので、痛みを感じたら安静にするようにしましょう。患部のストレッチやアイシング、テーピング、鎮痛剤の投与などを行う場合もあります。ランナー膝を予防するには、膝を鍛えることが大切で、スクワットなどが効果的だと言われています。また、ランナー膝はマラソンランナーに限定して起こるわけではありません。普段あまり運動していない人が、急にランニングをすることにより、膝に負担がかかって膝に痛みを感じることも多いのです。